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暴力で天下を取ることは出来ても、暴力で天下を治めることはできない

2007/09/17
category - 政治
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暴力で天下を取ることは出来ても、暴力で天下を治めることはできない

                                  謝聡敏

白暁燕の遺体がクラスメートの泣声の中で、荼毘に付された。彼女と彭婉如は、二つとない尊い生命で沈黙の大衆の注意を喚起したのである。被害者の亡き魂に対して、我々は目を大きく見開いて我々の社会を見つめなければならない。我々は、片時も安心できない社会で生活している。我々の社会は本当に病んでいるのか?

我々の社会は、実に多くの投機的、機会主義的、働かずして収穫しようとする観念に満ちていると李遠哲院長は言う。台湾は三十八年もの長い戒厳の時期があったので、現代社会、経済、政治及び文化の各方面で、未だに権威政治の枷を背負っている。そして、暴力団と官僚が結託して、権威政治に取って替り、また一部の人は、暴力、財団及び政治勢力の力を借りて、民主の発展と社会の進歩を阻み、不当な利益を得ている。

政府は暴力団の一掃に懸命である。趙永茂教授の分析によれば、全国309郷鎮市の内、暴力団が政治に介入しているのは8~9割もあり、中には議会で6割以上を占めているのもあるという。法務省は、調査の結果300人余りの代表や議員が暴力団の背景を持っていると発表した。暴力団の企業化は世界的傾向で、彼等はもはや山に住み、巷をうろつくことをせず、ビルに住み、市場をリモコンで支配している。台湾では彼等は会社を創って官僚と結託して証券市場を操っている。報道によれば、380余りの上場会社の内、干渉を受けているのは106社もあり、実に約三割にも上ると言う。法務大臣廖正豪は、政府が暴力団の排除、汚職の検挙を続けていけば、公共工事の支出を半分以下にすることができるという。すなわち暴力団と官僚が公共工事の予算の半分以上を食い潰しているのである。最近、暴力団はさらに積極的に上場会社の経営権と建設同業組合の選挙に介入し、株主に暴力団を入れて、重役の改選が闘争と暴力に満ちたものになっている。暴力団はすでに政府及び企業で十分な資源を得ているのである。

従来の社会では、暴力団は現体制の反抗者又は破壊者だった。農民の造反は暴力組織に頼って群集を動員した。孫文の革命も会党の頭目との連絡を主な仕事とした。暴力団の団員は「手を振れば四方からこれに応ずる」のである。だから監察院長王作栄もこう言う: 黄花崗の烈士は大部分「ヤクザ」だった。天下は「ヤクザ」によって取ったものなのである。

「ヤクザ」が愛国団体である以上、為政者は危機に会う度に、彼等を引っ張り出して、政権防衛戦に参加させる。「ヤクザ」は外来政権に反抗する一面と同時に、誘拐、たかり、賭博、談合、人身や麻薬売買の一面もある。「ヤクザ」組織には明確な政治目標がない。彼等の動機は往々にして意識形態ではなく、反抗運動の形勢が悪いと簡単に安撫されてしまい、執政党に加担して統治者の共犯になる。彼等の生活は放蕩不羇で、誘拐、麻薬、談合など何にでも手を出す。彼等は博徒に過ぎず、勝利者の手中から政治上の利益を切り取ることばかり考えている。

国民党政府は「ヤクザ」で天下を取ることは出来るが、「ヤクザ」で天下を治めることは出来ないという教訓を忘れている。民国が成立すると、革命党人は臨時大総統の名義で、秘密社会の取締りを行った。現在、国民党政府は政権を防衛するために「ヤクザ」を導入したので、彼等は官僚と結託して、公然と買票選挙を行って政府機構に浸透して、法の執行系統を麻痺させている。社会治安の悪化は、政府の本質によるもので、言い換えれば政府指導者の目的のためには手段を選ばないやり方が残した結果なのである。

白暁燕事件や彭婉如事件が発生した時、人民は憤怒して、政府に一日も早く解決するよう強く要求した。沈黙の大衆は目覚めたのである。皆は人民の力を用うべしと言っているが、政府はいかにして「民の怒り」を運用するかの方策も出せないでいる。実際には、政府は大勢の鎮圧部隊と保安大隊を派遣して「民の怒り」の暴発を予防しただけである。膨大な数の警察が中央の支配下にある保安大隊に配置され、人民の抗争を圧制して、政権を防衛した。海防と下部警察力は薄弱になり、犯罪を摘発して治安を改善する力がない。政府は、警察の中立と公正を保ち、また中央と地方の警察力の配置を変えなければならない。

白事件と彭事件が発生した時、我々も自ら何をなすべきかと自問しなかった。我々は犯罪の予防や法律の執行に参加出来る。警察は「犯罪予防センター」を設立して、商会や地方商人組織と連携してゆすりやたかり事件の処理に当り、暴力団の財源を切断すべきである。学校はスクールバスで児童の登下校を実施し、母親部隊が交代で担当する。市内の道路は自衛隊が巡回する。町村区役所や派出所には、母親達が人民の声を聞く役に回り、しかるべき職員が処理に当る。コミュニティセンターは警民関係の疎通と犯罪予防消息伝達の役目をする。「守望相助」(見張り助け合い)活動は継続すべきである。青少年組織とボーイスカウトは積極的に犯罪予防活動に参加し、人民も反犯罪組織を作って、暴力団排除を鼓吹し、個人も犯罪防止やその研究に参加するよう奨励する。

我々は政府、企業及び個人がこぞって勇敢に暴力団を拒絶すべきであると考えるものである。治安は人民を圧制する道具であってはいけない。政府は司法改革と警察力の調整に積極的に取り組み、我々は人民の力を発揮して、合理的な社会の確立に努力するべきである。

自立晩報  (1997.6.16)



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